【課題解決】エアーシャワーの静電気対策でクリーンルームへの異物持ち込みを改善

クリーンルームの入室前に設置されている「エアーシャワー」。エアーシャワーは、クリーンルームに塵埃を持ち込まないための重要な設備です。
近年ではHACCPが定められたことで、食品工場の衛生管理・品質管理もより一層厳しくなっています。

この記事ではクリーンルーム入室時の、エアーシャワーのお困りごとをご紹介します。

クリーンルーム入室時のエアーシャワーの課題

空気清浄度が確保されたクリーンルーム。作業者に付着したホコリなどの異物は、クリーンルーム内に持ち込まれると、大きなクレームや製造不良の原因となるため厳しく管理されています。
そのためクリーンルームへ入室する際は、エアーブローを浴びて塵埃を吹き飛ばすなど、異物持ち込みに十分注意したうえで入室します。
しかし静電気によって付着したホコリや、衣服の繊維・髪の毛など、エアーシャワーではうまく取り除けないことがあり、異物持ち込みの原因となってました。また帯電防止効果のあるクリーンウェアを着用していても、下着とこすれあい静電気が発生しまうことも…
現場では「異物持ち込みを防ぎ、衛生管理を徹底したい」との声があがっていました。

クリーンルームへの異物持ち込みを「バー型イオナイザー」で解決

クリーンルームの入室前には、エアーシャワーだけでなく粘着ローラーによる異物除去を行うこともありますが、現場の作業者任せになってしまい標準化がしにくいの難しのが現状です。

そこで採用されているのが「静電気除去ACパルス・クリーンバー」です。
「静電気除去ACパルス・クリーンバー〈Ｃバーシリーズ〉」は、エアーシャワー内に設置ができるバー型イオナイザー。エアーシャワー内をイオンで満たし、エアーブローと同時に除電を行うことで、集塵効率がアップ。クリーンルームへの異物の持ち込みを抑えることができます。

また靴底の汚れ除去には、「クリーンウォーカー〈CW-900EZ〉」がおすすめです。
ウレタンゲルの粘着力で靴の裏の汚れを除去するほか、壁やルーバー（吹き出し口）周囲に貼り付けることで、浮遊塵埃をキャッチしエアブローによるホコリの巻き上げを抑えることができます。

クリーンルームへの異物持ち込み防止で、現場の品質向上におこたえします。

関連商品

• 静電気除去ACパルス・クリーンバー No.C-90
• クリーンウォーカーイージー No.CW-900EZ
• クリーンウォーカー No.CW-900B