【課題解決】エアーハンマーでハツリ作業の時間短縮が実現
工場でつくられた生コンクリートを建設現場へと運ぶ、ミキサー車。良質な生コンを現場に届けるためには、ミキサー車の整備・点検が欠かせませんが、なかでも重要なメンテナンスが、「ハツリ」とよばれる清掃作業です。
この記事ではコンクリート製造業界における、ミキサー車のハツリ作業のお困りごとをご紹介します。
ミキサー車のハツリ作業の課題
ハツリ(斫り)作業は、ミキサー車のドラム内に固着してしまったコンクリートを剥がす、清掃作業です。作業はドラム内に入って行うため大がかりで、年に1〜2回ほどミキサー車の稼働を止めて行われます。
従来ハツリ作業には、「ハンマー」や「電動ピック(電動ハンマー)」などのツールが使われます。大きなコンクリートはハンマーで叩き割り、ハネにこびりついた細かなコンクリートは電動ピックで砕くのですが、中型や小型のミキサー車の場合、狭いドラム内で工具を取り回すことが難しく、無理な体勢で作業に時間がかかっていました。また電動工具は、断線や粉じんを吸引して故障してしまうこともあり、作業効率も上がりません…
ハツリ作業は、ひたすらコンクリートを削る重作業のため、現場ではいかに作業時間を短縮するかが課題となっていました。
POINT課題のポイント
- 狭いドラム内で、効率よくハツリ作業を行いたい
- 電動工具は、粉じんを吸引して故障してしまう
- ハツリの作業時間を短縮したい
ハツリ作業の時間短縮を「エアーハンマー」で実現
狭いドラム内で行うハツリ作業は、粉じんが舞い散るため環境が悪く、騒音による難聴や労災の恐れもあるため、とにかく少しでも作業時間を短くする必要があります。そこで採用されているのが「エアーハンマー」です。
エアーハンマー〈SP-1410〉は、圧縮エアによるピストンで強力な振動を与えることができる、手持ちのハンマーです。専用のフラットチゼル〈CH-810〉と組み合わせることで、ハネに固着したコンクリートを、確実に叩き割ることができます。
エアーハンマーは電動ピックに比べ、コンパクトで軽量なため、狭いドラム内でも効率よくハツリ作業を行うことができます。粉じんによる故障の心配もありません。
作業時間の短縮で、現場の生産性向上におこたえします。
POINT解決のポイント
- 狭いドラム内でも、効率よくハツリ作業ができる
- 粉じんによる工具故障の心配がない
- ハツリの作業時間が短縮
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