【課題解決】コンパクトなラチェパクトで板金組立の生産性が向上

課題解決

板金組立は自動化が難しい工程のひとつです。特に大型板金の組み立てや、塗装前の仮組みは、まだまだ作業者による組み立てが一般的で、人手不足が深刻化するなか、作業の効率化が急務となっています。
この記事では、板金組立におけるナット締め付けのお困りごとをご紹介します。

配電ボックスの組み立て時の課題

配電ボックスの組み立て時の課題

これまでコンベアで流れてくる配電ボックスを、ハンドツールを使い手作業で仮組みをしていましたが、ナットの数が多く、組み立てが追いつかない状況でした。
電動ドライバーやエアードライバーなどのピストル型の工具は、配電ボックスの狭いスキマに入らず、締め付けトルクが強すぎてパッキンシートが割れてしまう恐れもあり、使うことができません。またトルクコントロールタイプの電動ドライバーは、作業者によっては天面に手が届きにくく、大きな配電ボックスでは踏ん張りがききません…
生産数が大幅に増えるなか、作業者の残業時間も大幅に伸びてしまい、いかに生産性を上げるかが課題となっていました。

POINT課題のポイント

  • 狭いスキマに動力工具が入らない
  • 配電ボックスの組み立てを効率よく行いたい

人手による組み立ての課題を「ラチェパクト」で解決

人手による組み立ての課題を「ラチェパクト」で解決

配電ボックスやキャビネットなどの板金組立は、ナットが天面や内側の奥など、手の届きにくい箇所にあることが多く、人手による組み立てが一般的です。
作業者によるライン生産では、小型で使い勝手の良いツールの選定が、生産性を大きく左右します。そこで採用されているのが、コンパクトな「ラチェパクト」です。

ラチェパクト〈SP-7722A〉は、ラチェットにインパクトを内蔵したエアーツールです。手の中に入るコンパクトサイズで、配電ボックスの狭いスキマにも差し込むことができます。
また操作しやすいレバー式で、ピストル型の工具よりも扱いやすく、身を乗り出して行うような作業でも楽に締め付けが可能です。
部品の仮組みでは、オーバートルクになってしまう場合もありますが、ラチェパクトで早回しを行い、着座後に回転を止めて手締めすることで、締めすぎを防止することができます。

コンパクトなエアーツールで、現場の生産性向上におこたえします。

POINT解決のポイント

  • 狭いスキマにも、工具が差し込みできる
  • 配電ボックスの組み立ての作業効率が向上

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