ベッセルは、2024年4月4日より新製品「エアーニッパー角型・センサー付き No.GT-NS20SR」を発売いたしました。

 

開発背景

成型品取出し機や自動機など製造装置の稼働状態を外部から監視し、エラー時に早期対応できることがエアーニッパーに対しても要望がありました。
別作対応しておりましたセンサー付き機種を規格品として販売を開始いたしました。

 

特長

１）センサーで開閉を感知して運転を管理
　ピストンに取り付けたマグネットをセンサーが検知し、動作状況を把握できます。
２）センサー取り付けレールが２つ
　センサー取り付けレールが左右にあります。付属のセンサー１個でブレードの開きを感知させるだけでなく、別売のセンサーをもう一つ取り付けることで、ブレードの閉じも感知することで、より精度の高い管理ができます。
３）センサーの位置調整に便利な目盛り付き
　本体天面に目盛りをレーザー刻印しています。センサーの微調整の目安にしてください。
４）センサー形状はＬ型/ストレート型を用意
　ニッパーの設置場所に寄ってはセンサーコードが邪魔にならないよう、Ｌ型からストレート型に取り換えできます
　配線は検出信号を取るために3線式です。（ストレート型はオプションです）

 

仕様

品番　GT-NS20SR
能力目安　軟質樹脂φ7mm,　硬質樹脂φ5mm,　銅線φ2.6mm,　鉄線φ2mm
空気消費量 230㎤/回
使用空気圧力 0.5-0.6MPa
重量　404.5g（本体のみ）
エアー吸気口ネジ径　Rc1/8
JAN　4907587035141

 

用途

▶カット状況を監視し、予防保全したい
▶他機器の兼ね合いで供給エアー圧力が不安定になりがち...
　カットミスが起きやすいのでチェックしたい
▶時間制御ではなく、実際の動作状況で制御したい
▶カシメや保持など、加圧状況を監視し仕上げを安定させたい