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ボールグリップドライバーNo.220が、「2021年度ロングライフデザイン賞」を受賞(21/11/15)
株式会社ベッセルのボールグリップドライバーNo.220が、このたび2021年度グッドデザイン・ロングライフデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞いたしました。
ボールグリップドライバーは1984年発売以来、環境や産業の変化に合わせて改良改善を進め、発売当時からの使いやすさと耐久性の良さで電気工事職人様を中心にご支持いただき、ベストセラーの商品として現在も販売を続けております。今回、そうした当社の取り組みや信頼性が高く評価されました。
これからも企業スローガンである「こたえるかなえる」を実践し、お客様のお困りごとを解決する独創的なアイデアと、より安全快適にお使いいただける品質の追求とデザインの推進で、ブランドイメージの向上に務めてまいります。
製品概要
1930年代、木製ハンドルの「電工用ドライバー」として通称「達磨(だるま)形」と呼ばれる日本独自スタイルのドライバーがありました。
握る部分が大きなボール形状で、押し付けながら木ねじを締めるという用途に合わせた設計がされておりました。 弊社では1980年代初めから、ドライバーグリップの「樹脂成型化」をスタートさせました。
環境破壊につながる伐採の制限から木材入手が難しくなってきた時期で、樹脂を用いたハンドルのドライバーのシリーズ化をぞくぞくと進めていた時期です。木製ハンドルの電工用ドライバーの特長を継承しながら、よりスマートにリデザインしたのがボールグリップドライバーです。
審査委員の評価
時代の変化とともに、多くの工業製品・日用品などのプロダクトデザインが、形状、サイズ、素材などを少しずつ変化させるのはデザインの進化である。
それとともにそのプロダクトを作り、メンテナンスし、設置するための道具も同時に変化する必要がある。
ボールクリップドライバーは時代とともに形状や素材、機能を少しずつ変化させ、長い時間をかけて進化し続けている。
それは多くの人にとり、製品の存在が身近で親しい道具であるため、逆に気づきにくい変化であるかもしれないが、繊細なアップデートを加え続けることで変化する時代や社会を支えているのが、まさにロングライフデザインである。