電ドラボールプラスの使い方
正しい使い方をご確認いただき『電ドラボール』をご愛顧賜りますようよろしくお願い申し上げます。
電ドラボールは...
USBで充電ができる電動ドライバーです。早回しは電動モーターの補助で効率的におこなえ、本締め時は手動に自動的に切り替わります。手のひらにかかる力を確かめながら安心してご使用いただけます。
ご使用いただけないネジ:プラスNo.3(M8)以上、ヘックスH6(M8)以上、トルクスT40以上
トルク範囲:電動~2N・m/手動~12N・m
基本的な使い方
1)スイッチを前方に押すと右回転、手前に引くと左回転します。
2)姿勢を整えて、グリップをしっかりと握ってください。
3)スイッチを操作し回転させてください(仮締め)。
4)着座した瞬間にスイッチから手を離して、握り直してゆっくりと手締めを始めてください(本締め)。「ロックがかかる」手ごたえがあります。
《お願い》
過度な負荷は故障につながります。特に、両手でないと緩まないようなネジへのご使用は避けてください。ドライバーが腰サックに入るようにギア部を小型設計しております。
モードの切り換え
1)本体スライドスイッチ上の「モード切替」ボタンを長押し(1秒以上)することで、回転数とトルクの切替が行えます。
低 速:280回転/1.2N・m
中 速:340回転/1.6N・m
高 速:400回転/2.0N・m2)どの回転数に設定されているかは、ボタンを押した際の「モード切替」ボタンの光り方で判別できます。
低 速:ランプが低速で5回点滅
中 速:ランプが高速で10回点滅
高 速:ランプが点灯
落下防止コードの取り付け方
1)電ドラボールプラスに落下防止コードを取り付けられる場合は、グリップ上面にある穴(落下防止コード取り付け部)に、落下防止コードの先端を結び付けてください。
Q&A(よくある問い合わせ)
Question | Answer |
充電 | |
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Q 保護キャップがちぎれた。 |
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Q 5V1Aを超える出力で充電したい。 |
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Q 充電ケーブルを買い替え・買い増ししたい。 |
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運転 | |
Q 回転が遅くなった。トルクが弱い。 | A 電池の電圧により回転速度は変化します。充電して再度ご確認ください。明らかに回転が遅い場合はギア部の破損などが考えられます。本体が熱を持つようでしたらご使用を中止してください。 |
Q 本体が熱くなった。 |
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Q 本締めの時、滑った感じになる。 | A 電動から手締めに切り替わる際に、若干の空回りが必要となります。その角度は手締めのタイミングや部品の摩耗によってばらつきます。手締めに切り替わる際に急激なトルクを掛けると滑りが発生してギアの破損につながるのでご注意ください。 |
保証/廃棄 | |
Q 6ケ月の保証内容と手順を知りたい。 | A 正しい使い方をおこない故障した場合は、新品交換いたします。 1)作業内容や症状を具体的にご連絡ください。 ・取り扱いの不注意や誤ったご使用による故障は適応外です。
詳細は製品に同梱の取扱説明書を確認してください。 2)購入日のわかるレシートが必要です。 3)直接お送りいただく場合は、弊社お客様相談窓口まで一度ご連絡ください。 |
Q バッテリーの破棄はどうしたら良い。 | A 安全性を考慮して自主回収をおこなっています。廃棄の際は本体ごとご購入の販売店にお持ちください。また、直接お送りいただく場合は、弊社お客様相談窓口まで一度ご連絡ください。 |
電ドラボールプラスを安全に
ご使用いただくために
充電
⚠︎警告:規定の定格出力の充電器をご使用ください(出力:5V-1A)。高い電流値の充電器では、内蔵バッテリーの寿命が短くなります。
ビットの交換
⚠︎警告:高所作業時は、ビットや電動ドライバーの落下に注意してください。事故の原因となります。
⚠︎注意:指定以外のビットを使用すると、ビットが抜けなくなる場合があります。
⚠︎注意:ビットの取り付け・取り外しの際は、スイッチに触れないでください。電動ドライバーが動作し、ケガをする恐れがあります。
⚠︎注意:ビットは確実に取り付けてください。ビットが作業中に外れるとケガをする恐れがあります。
運転
⚠︎注意:電源が自動的に切れたあとにスイッチを押し続けないでください。内部部品が損傷する恐れがあります。
⚠︎注意:過負荷作業を連続しておこなうと故障の原因になります。
⚠︎注意:LEDライトを直接見ないでください。目を傷める恐れがあります。
⚠︎注意:手締め作業時にスイッチを操作しないでください。過負荷により電動ドライバーが損傷する恐れがあります。
⚠︎注意:取扱説明書に記載されている手動の最大トルクを超える作業には使用しないでください。過負荷により電動工具が損傷する恐れがあります。
保守
⚠︎注意:保守やビット交換などの作業をおこなう前に、また運搬・保管する時には、スイッチが中央位置にあることを確認してください。不意にスイッチが入るとケガの原因となります。
清掃
⚠︎注意:強化プラスチックカバーを使用しています。洗剤や下記の薬品を使用して拭かないでください。ひび割れ、感電、故障の危険があります。
アセトン、ベンジン、シンナー、ケトン類、エーテルおよび他の類似の化学物質
保管
⚠︎注意:以下の条件を避けて保管してください。
・車中などの高温場所、
・直射日光のあたる場所、
・水や湿気など多い場所、
・ゴミやほこりの多い場所、
・子供の手の届く場所、
・ガソリンなどの引火物がある場所
異常時の処置
⚠︎警告:異常時には使用を中止し、スイッチの操作をおこなわないでください。火災や感電の恐れがあります。
⚠︎警告:ご自身で分解・改造は絶対におこなわないでください。怪我や故障、発煙、発火、感電の恐れがあります。
廃棄
⚠︎警告:火災や怪我の危険があります。バッテリーを分解したり、部品を取り外さないでください。