VESSEL

HAZSEL SCREW REMOVER

ハズセル ネジはずしの使い方

ネジがはずれない...そんなときはハズセル

新開発刃先でネジをガッチリとらえてはずします。
・先端くさび形状:叩くとネジと刃先がグッと食い込む。
・抜け防止構造:ネジにガッチリ食いつき離さない。
なめたネジに新しい溝を形成し駆動力を伝えます。
ハズセルシリーズ

ご使用いただけないネジ:硬度の高いネジ(ドリルネジ・コーススレッド・高硬度・ステンレスネジ等)
ハズセルシリーズ

ハズセル ネジはずしの仕組み(プラスビット)

通常のプラス刃先
十字ネジにはカムアウトという欠点があります。ドライバーを垂直に押し付けながら回さないと、斜めの溝に沿って刃先が容易に抜け出てしまい、十字穴を削り取ってしまいます。
変形した十字穴は中心部が丸く削られています。4枚の羽根のかかりが浅くなりネジが回せません。 図1 通常のプラス刃先

ハズセルのプラス刃先【新開発刃先】
①カムアウトを抑える
ビットを叩き込むと4枚の羽根のギザギザが十字穴の壁にきつく押し込まれ、変形した金属が回り込み抜けにくくなリます。
②フラット面で底当たりしない
ビットが圧入される際に削られた金属クズが先端に溜まっても、影響を受けません。
図2 ハズセルのプラス刃先

図1通常のプラス刃先 図2ハズセルのプラス刃先

ハズセル ネジはずしの仕組み(ヘックスビット)

通常のヘックス刃先
傷んだ六角穴は角が削られて丸くなっています。通常の六角レンチで回すと、角がかからず余計に悪化させてしまいます。
原因は、六角レンチが浅くはまった状態で強く回したため。六角穴の入口が舐めて、レンチが入りにくくなっていることが多いです。 図3通常のヘックス刃先

ハズセルのヘックス刃先【新開発刃先】
①面取りガイドが六角穴に合う
六角とビットのサイズが合うと先端がスッとハマります。ビットサイズの選び間違いを防ぎます。
②丸い六角穴に圧入で食い込む
ビットを叩き込むことで、6枚の羽根が六角穴の壁を削りながら入り込み、羽根がしっかり引っ掛かリます。
図4ハズセルのヘックス刃先

図3通常のヘックス刃先 図4ハズセルのヘックス刃先

ハズセル ネジはずしの仕組み(グリップ)

ネジの状況によってグリップが選べます。

ボールインパクタグリップ
硬くて丈夫な箇所のはずれないネジを、打撃+回転で一気にはずします
・ネジ頭の溝が潰れて刃先が合わず回せない場合に
・ネジが固着して固くて回らない場合に
・塗装や汚れなどで刃先が入らない場合に
図5ボールインパクタグリップ

ボールグリップ貫通グリップ
変形しやすい箇所のネジや錆びたネジに、刃先を食い込ませてゆっくりはずします
・ネジ頭の溝が変形して刃先が奥まで入らない場合に
・ネジが錆びついてもろくなっている場合に
・塗装や汚れなどで刃先が入らない場合に
図6ボールグリップ貫通グリップ

図5ボールインパクタグリップ 図6ボールグリップ貫通グリップ

ハズセル ボールインパクタグリップの使い方

手順
①ビットの刃先をネジ頭の溝に合わせます。
②緩める方向に力を加えながら、ハンマーでグリップ後端を一気に強く叩きます。
③ネジがゆるんだら、しっかり押し付けながら、ゆっくりと回します。
動画7ボールインパクタ

※ボルスターは、スパナを使うことでネジを回すときしっかり力を加えられます。大きな六角穴付ボルトの場合、必要になります。

ハズセル ボールグリップ貫通グリップの使い方

手順
①ビットの刃先を、ネジ頭の溝に合わせます。
②ハンマーでグリップ後端を慎重に叩いて、刃先をネジに食い込ませます。
③手で押し付けながら力を加え、ゆっくりとネジを回します。
動画8ボールグリップ貫通

※ボルスターは、スパナを使うことでネジを回すときしっかり力を加えられます。大きな六角穴付ボルトの場合、必要になります。

ハズセルビットと充電インパクトドライバーの使い方

手順
①ネジにビットを差し込みます。
②ハンマーでビットを慎重に叩いて、刃先を食い込ませます。
③突き刺さったビットに、電動インパクトドライバーを取り付けます。
動画9充電インパクトドライバー

※低速で少しずつネジに力を加えます。ネジの破損を防ぐため、ゆるむ感触を確かめながら、回転させてはずしてください。

ネジがビットから取れない時は...


ビットの刃先がネジに食い込み、はずしにくい場合があります。
そんな時は、ペンチなどでネジをつかみ、上下左右に揺らしながら抜き取ってください。
動画10 ネジが噛み込んだとき

ハズセルを安全に
ご使用いただくために

⚠︎ご注意

●ご使用の際は、ゴーグル、手袋をご着用ください。

●硬度の高いネジ(ドリルネジ・コーススレッド・高硬度ステンレスネジ等)にはご使用いただけません。

●グリップを叩く場合、両頭ビットはご使用いただけません。

●ビットの取付、交換は確実におこなってください。

●過負荷はネジの破損やけがの原因となります。

●電気作業では、ショート、感電にご注意ください。

●改造、加熱は危険ですのでおこなわないでください。

●製品に割れや欠けがある場合は使用しないでください。

●寒冷下でのご使用はお控えください。

●正しい用途、サイズ、使い方を確かめてご使用ください。

●家庭では、お子様に注意して保管してください。